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オスカーの部屋

センターに行くと思うこと。

今回も、千葉県動物愛護センター 東葛支所にてボラトリ参加させていただきました(*´∀`)

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入口にはたくさんの迷子搜索チラシ。

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モデル犬として大活躍のワンコもおります(o´艸`)

職員の方に、この日お世話をさせていただく子たちの情報をもらい、ボラトリメンバーたちで手分けをしてお世話開始!

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お散歩だーいっ

まずはお散歩ね。みんなこの時は大喜びです。

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うまうま

シャンプーしてサッパリ!

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モシャモシャ

おそろしい毛玉をぶら下げていたけど

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んぱっ

きれいになってよかったね!!




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かまうのじゃ

今回はニャンコのお世話も(^^)
人が大好きなニャンコばっかり。

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ポンポコリン

ふふ(o´艸`)かわいい。

でもね、もちろんそれだけではないです。

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もっと残念なこともあります。

耳を塞げば、目を閉じれば
こういう情報を得ることはないでしょう。



※※※ここからは真面目な話です。そしてすっごい長文です。気分を害する方もいらっしゃるかもしれませんのでご了承くださいね※※※




先日、とある芸人さんが、ペットショップをネタにしていたとな。

文章でしかそのネタを拝見してませんが、私は「大いに結構!」な内容だと思いました。
生体販売に疑問がなければ、あんなネタを披露しないだろうし
頭の良い方だと思うので、きっとペットショップへの皮肉が込められているはず。

で、「売れ残った動物は保健所行き」とな。

私はそれに対して、よくぞ言ってくれたと思いましたよ。だって、テレビを見ている動物に興味が無い人たちが知るきっかけになったもん。

みんながみんなとは言わないです。
でも、ふと「ペットショップを経営しようと思うきっかけってなんだろ??」と考えたのですよ。

これはあくまで自分の思ったことですので
一般論や、本当の理由はわかりませんよ?

動物園なら、生態を研究するために。

生体販売をしないペットショップなら、ペットも飼い主も便利に、楽しく生活できるグッズを提供するため。

動物病院なら、動物たちが病気になったときに、適切な処置をするため。

トリマーなら、動物たちが快適に暮らせるよう、手入れをするため。病気の早期発見の役割もあります。

私は、動物を大切に想ってくれる飼い主さんに、人生を楽しんでもらいたい、それによって一緒にいる動物も幸せになると思っているからです。そのサポートをしたいからペットシッターをしています。

で。
ペットショップで生体販売をするのって、はたして動物のためなのかな。。

人と動物の接点…であれば、その血統を守っているブリーダーで充分でしょ?(犬、猫以外はまた別の話ね)

私の小さい脳みそで一生懸命考えましたが、納得のいく答えが見つかりませんでした。

たくさんの犬種・猫種がいつもお店にいて、売った動物たちがどこへ行こうと構わないし、売ったらおしまい。
その後虐待されようが、捨てられようが気にならないのでは。

もし売れ残ったら、全て自分の元で愛情を注いで共に生活をするのだろうか?
なにがしかの理由をつけて自分の手から放して、その後はどうなってもいいのではないのだろうか??



どーやって考えても
『お金儲け』以外で、動物の命を売買する理由がわからないのです。



私は恐ろしすぎて、生体販売をするなんて考えられません。
お店にいる大量の動物たちが、全て納得のいく御家族のもとへ引き取られるとは思えないし、売れ残ったら全て自分が育てる!なんて、無責任なことは言えません。

生産する側が手に負えなくなったら、あとはしーらない。結果、生体を引き取らざるをえない動物愛護センターが、何も知らないヒトたちに「どうして殺処分するの!?」とか、収容している動物たちに「最低限のこともしてやれないの!?」などと、クレームを受ける。

そんなことが言えるのは、何も知らないからですよ。

血統書を重視するなら、なぜ実際の親を知らなくて納得できるの?
どんな環境で産まれて育ったのか、なぜ気にならないの?
犬種・猫種にこだわらないなら、どうして保護犬・猫という選択肢はないの?
どうして成犬・成猫じゃだめなの?

よく「ボランティアからだと、条件が厳しい」と言われます。
預かりさんはきっと厳しいことなど言っていません。
その子と生活するのに、当たり前の条件です。

厳しいというのは、自分が気に入った子が、自分の生活スタイルと合わないからではないでしょうか?
その子に合わせられないなら、合う子を選べばいい。

その条件すら守れないなら、動物と暮らす準備がまだ出来ていないということです。

そんな状態でペットショップから子犬・子猫から育てるなんて、もってのほかです。気質の合わない子を自分でしつけようとすると、さらに手がかかりますよ。
信頼できるプロのトレーナーさんにお願いできればいいけれど、しつけができなくて、手に負えなくなり「やっぱりいらない」で、捨てられる。

捨てられて、人目に付けば保護されるかもしれないけれど、事故にあったり、虐待死する場合もある。人目を気にして捨てなくても、家庭内で飼い殺し状態になっている子たちもいますよ。

売る側だけではなく、買う側にも問題が大ありなのですよ。

どうしたらいいんだろ…と、たまにこうして深~く考えて
辛くもどかしい気分になるのです。

どうかどうか、思っているだけではなくて
これから保護に関して、行動にうつしてくれる人が増えますように。

目的がはっきりしていれば、そうなるために何をしたらいいのか見えてくるはずです。

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by blanda | 2016-05-13 10:56 | 預かりっこ

預かり猫・犬の家族をみつけるお手伝い日記^^たまに映画。
by blanda
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